「落花生」やら「四辻にこっそり」やら・・・

2/3は節分でございます。この日は、大歳の気が分かれる節目として、この夜半に実際の年が改まるとの信仰があります。故に、この日は【厄除け】【黒星除け】【年災除け】祈願を受けられる方が多く参られます。また夜半には、神職が『節分祭』を斎行致しまして、お申し込みいただいた氏子・崇敬者の皆様のご祈祷を致します。この日にご昇殿祈願をご希望される方は、午前9時より午後9時まで、30分おきにご祈祷を行いますので、ご都合の良い時間帯にお越し下さい。また、『節分祭』に頼み置かれます方は、2/3当日の午後6時までにお申込み下さい。立春大吉の翌日より御神札をお受け頂けます。そして、節分が近づくこの時期には、当宮で『福豆』が授与されます。おそらく来週末あたりから拝殿、また社務所前において数量限定での無料授与を致します。この福豆(節分豆)も地域によって色々と面白い特性があるようで、かく言う私も関西に居た頃は、“落花生”が当然のように混ざっておりました。ですので、豆まきをしようものなら当然、室内には落花生の砕けた殻が散乱。豆まきの後は、実際に鬼か邪気とでも格闘したかのような様相を呈していたものです。逆に、高知へ移って初めて聞いた風習に、自宅へ帰り着く直近の四辻に自分の年の数の炒り豆をこっそりと置いて、振り返らずに帰る。といったものがありました。皆様のお住まいの地域ではいかがでしょうか?

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