『変わらぬもの』そして『変わり行くもの』

県内は、今日で25日間連続「新型コロナウィルス感染者」がゼロとなったそうです。

そして、ようやく明日からは市立の小中学校が再開となり、通常授業に戻ります。

長いトンネルの中で、微かな出口の光が見えてきたかのような、徐々に終息へと向かっているのだろうかという希望の一方で、ここでの気のゆるみは、流行の第2波、第3波を生み出しかねないという緊張感とが入り混じった雰囲気に感じられます。

「密閉・密集・密接」の3密を避ける、フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)、手洗いの徹底は、この数か月で嫌というほど目に耳に刷り込まれ、もはや常識となりました。

昨年までは、“お祭り”といえば「どうぞご家族、ご友人皆さまお揃いで、大勢のご参拝をお待ちしております!」というスタンスがどこの神社でも当たり前の事で、普通でした。

しかし、今回の事がきっかけで世界の常識が一変したように、今や“お祭り”と“密”との関りについても、我々神職は意識を変えていかなければならない時が来ているように思うのは私だけでしょうか。

6月30日、水無月の晦日は『夏越しの大祓』(わぬけ様)でございます。

毎年この日は大勢の方がお参りに訪れ、「茅ノ輪くぐり神事」や「形代の祓い神事」はもとより様々な神賑行事で賑わいます。それこそ、大変な“密”の状況でした。

『変わらない大切なものを守って行くには、何を変えて行かなければならないのか・・・。』

宮司をはじめ職員一同で話しあった結果、『分散参拝』という方法にたどり着きました。

境内に設置する〈茅ノ輪〉を例年より早く、そして遅くまで置くことで、更にはお祓いに使う〈形代〉の受け付けも同じく期間を長めに設けることにより、お参りに訪れる方が6/30に限られることなく、分散して参拝いただける様にいたしました。

まだ、一月ほど先の事ではございますが、今より少しでも状況が良くなっていることを願って。

権禰宜H

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